【RJ01628495】となりあわせ / 抗えない「匂い」に支配され、暗がりで子宮が歓喜に震える。

作品内容

あなたの理性を溶かす「匂い」がある――。

終電の満員電車。疲れ切った身体に混じる他人の吐息と、抗えない濃厚な「匂い」。その香りが鼻腔をくすぐった瞬間、二人の運命は劇的に狂い始めます。
本作は、30歳の疲れた男性会社員と、心の奥底で激しい支配を渇望していた26歳の女性が織りなす、全8章の濃密な物語です。

最大の特徴は、一つの事件を男性・女性それぞれの視点から重層的に描いている点です。第1〜2章の揺れる車内での隠微な密着、そして理性の糸が切れた第3〜4章では、駅を出た脇の暗がりに佇む空き地へと舞台を移し、背徳的な情事が繰り広げられます。

4.5万字を超える圧倒的密度で綴られるのは、日常が音を立てて崩れ去る「変質」の記録。男性視点では抑えきれない加虐衝動を、女性視点では心身ともに「メス」へと書き換えられる甘美な屈服を、生々しい心理描写と共に堪能できます。

暗闇の中、獣のような慟哭を上げながら絶頂を繰り返す女性と、それを蹂躙する男。五感を震わせる「世界の変質」を、どうぞ最後までお楽しみください。